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建築家と自邸

建築の設計に携わるもののほとんどが、住宅の設計にかかわっているでしょう。
やがては自邸をと思いながら設計の仕事を頑張っていくのですが、
なかなかこれが実現しないことも多いのです。

いつかは自分の思うがままの住宅を設計したい、
建ててみたいと思ったことはみんなあるはずだと思います。

有名建築家や巨匠と呼ばれる建築家の中でも、
みんながみんな自邸が名作と評価されているわけでもないようです。
もちろん、自邸が代表作となっている建築家もあります。

例えば、菊竹清訓さんの「スカイハウス」や、東孝光さんの「塔の家」は、
ご本人の代表作にとどまらず、日本の住宅史に残る作品となっています。
前川國男さんの自邸は、小金井市にある江戸東京たてもの園に
移築保存されるほどの評価を受けています。

有名建築家の中にも、自邸を建てず、
ずっとマンション暮らしをしている人も少なくありません。

何か理由があるのでしょう。経済的にはなんとかなっても、
自邸の設計に踏み切らない理由とは何か?
最強のクレーマーと同居することへの恐怖だったりして...

穿った見かたはともかく、マンションでの生活の利便性等を考えると、
自邸設計と言う夢も捨て去ることが出来るのでしょう。
(そもそもそんな夢をみんなが持っているわけでもありませんが。)

都市での生活を考えると、戸建よりマンションと言う選択肢は
大いにありうるわけだし、建築家といえども、
自ら設計した家に住まわなければならないという決まりもないわけですから、
当然と言えば当然のことなんです。
良くできたマンションで暮らすのは快適であり、すこぶる便利なことですから。

ちなみに私は幸か不幸か自分で設計した住宅に住んでいます。

jitaku.jpg 決して思うがままと言うわけにもいきませんでしたし、
夢のような家になったわけでもありませんが、そこそこ快適に暮らしています。
最強のクレーマーも同居者の中からは現れておりません。今のところ...

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