新築大家さん 社長ブログ

ある土地オーナーが所有する土地ですが、地理的に不便で、
仮に共同住宅を建てたとしても入居者が集まらないことは明らかでした。

そこで、その土地を共同担保にしてもらい、
我々が新しく企画した土地建物を購入してもらう形にしました。

これは、土地オーナーと検討に検討を重ねた結果、たどり着いた結論であり、
土地の有効活用として最適な選択の提案だったと自負しています。

また、建物を建てるにしても、共同住宅以外の選択肢もあります。
例えば、「戸建て賃貸」、あるいは昔流行った「長屋」です。

廊下や階段などを共有する共同住宅に対して、長屋は共用する部分を持ちません。
各戸に駐車場があって、それを横にズラッと六戸ほど並べた形式で、
街中で時々見かけることもあるのではないでしょうか。
そのほうが、投資効率が高い場合もあるのです。

「オーナー住戸付き賃貸アパート」という方法もあります。
オーナーの自宅がある土地を切り売りしたり、
それも含めて賃貸住宅にするというもので、そうした要望をされる方もゼロではありません。

そうしたときには、「下駄」と言って、下に駐車場を造り、
オーナーの自宅をいちばん上にして、間を全部貸すというやり方もあります。

言うまでもなく、賃貸物件というのは、需要がなければお化け屋敷になってしまいます。

私が住む神奈川で言えば、川崎、横浜だと
データに基づいたものをきちんと建てれば人は必ず入ります。
東京23区内なら、不景気だろうが好景気だろうが、
人が集まることは証明されています。