最近、ご相談やご面談の際に相続関係のお話が大変増えてまいりました。
相続増税に向けての事だと思いますが「新築大家さん」コンサルタントが
お話を伺うと、やはり、お父様、お母様、お爺様やお婆様から
築古のアパートや住宅、土地をご相続されて不動産投資をしたいから
賃貸アパートや賃貸マンションを建ててほしいというご依頼があります。
しかし大抵はご自宅の隣接地などの住宅地であり、
現在の賃貸アパマンには向かない土地が多いのです。
私も幼少のころは駅まで歩いて20分のところに住んでいました。
母も毎日駅まで買い物に出かける!と言う風景が当たり前でしたし、
駅からバスに乗り継いで自宅に帰る方も少なくありませんでした。
しかし最近では、会社までいかに少ない時間で通勤できるかが
賃貸入居者の大きな関心事です。
「新築大家さん」でも駅徒歩10分以上は、お勧めしないルールになっていますし、
銀行も良い顔はしません。
以前、私も賃貸の繁忙期に女性のお客様を
駅から一緒に歩いてご案内したことが有りますが、
物件に到着する前に帰ってしまわれました。
理由を伺うと、「毎日通勤でハイヒールを履いて歩くのに
距離があるとつらくて歩けない!」と言われました。
それ以来私は10分が限界と肝に銘じたのでした。
話は戻りますが、駅から徒歩で10分以上のお客様のご相談については、
弊社コンサルタントは建築をお断りしています。
「この立地では入居者を募集することが困難で、
採算が合いませんのから建築はお勧めできません」ときっぱりお断りします。
賃貸経営は建築する事が目的ではないからです。
経営が成り立たなければ建築は意味のない事になりますし、
数千万や数億円を30年、35年借入するわけですから
「新築大家さん」では自信のない事はお薦め致しません。
するとご相談者は目を丸くして「建築屋なのに建築を断るとはなぜだ!」、
「他の競合各社のセキスイやダイワハウス等大手メーカーは
建築すると言っているが、なぜ断るのか!」と聞かれます。
ハウスメーカーは建築する事が目的で賃貸経営を重視していません。
条件の悪い場所は「30年一括借上」とか「家賃保証サブリース」などの名目を、
建築するための手段として使います。
こんな手法は「新築大家さん」は使えません。
そんな手口は建築後、経営すればすぐわかる事です。
「新築大家さん」は建築を薦める会社ではありません。
不動産投資をご検討のビギナーの方に「1棟目は安心な新築で!」と
賃貸経営をお薦めしている会社です。賃貸経営で成功して頂く事が目的なのです。
次回セミナーは、少し間が空いてしまいますが2月15日(土)です。
相続対策についてのご相談も承りますので、
まずはお気軽に個別相談のご予約やセミナーにご参加ください。
是非この機会にセミナーや個別相談会にご参加いただき、
「新築大家さん」コンサルタントとご相談の機会を持って頂けると幸いです。
個別のご相談はこちらです
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