理由は簡単で、いざとなっても十分に資力があり、返済能力もあると確認している事と、
次の融資ももらいたい為です。
このフルローン融資を特定の方法で無理に引くと、予想外の空室や修繕費などにより、
返済原資が家賃では回らず、給与収入まで手を付けると、結果物件を手放す事になります。
特に顕著なのは中古物件です。
中古はランニングコストが予想しづらく
「物件購入時には満室だったのに、
一度退去するとなかなか決まらない」という話はよく耳にします。
私が以前ファンドの業務を行っていた時、中古のレジデンスを購入して苦労したことがあります。
皆さんはされないと思いますが、購入時に投資物件の現状を
賃貸借契約書などを取得し分析します。
その時、家賃がバラバラであったり、敷金が統一されていないなどの状態ですと、
もともと入居付けに苦戦している場合があります。
これは、都度色々な業者が客付けし、条件を付けられたからです。
家賃がバラバラだと、家賃を下げて新規入居者を募集した際に、
既存の入居者がその募集を見て、家賃交渉をされる場合があります。
また、一人下げてしまうと連鎖をしてしまい、数名の家賃を下げる結果になる事もあります。
家賃も購入後にいろいろと変化します。
理由は、経営者が変わるのですから入居付の考えも大きく変わり、
感覚や経験、地の利が分からず、とりあえず募集すれば良いという感じで
はじめてしまうので、思った通りには行きません。
「こんなはずでは?」と思った時には後の祭りです。
2、3年手をこまねいている内に、お給料で返済する事になってしまいます。
困るのは、どの業者も(不動産会社、賃貸会社、管理会社)悪い事はあまり言いませんし、
失敗したオーナーの話なんて聞く機会はまずありません。
ですから、過去の教訓を生かせず、手さぐりになってしまいます。
経営を過去のデータなく、手さぐりで成功させることなどできません。
この様な事になる前に「新築大家さん」セミナーにお越しいただき、
不安や疑問を弊社コンサルタントに伝えてみて下さい。的確にお答えいたします。
よくあるご相談ですが、ご相続があり「アパマン向な土地に安く建築をしてほしい」と
依頼があります。
有名なアパートメーカー数社が競って営業活動をしていました。
当社としては「この場所では建築しない方が良い」と判断してご報告すると、
みなさん口をそろえて「エ!」となります。
「どの会社も当社にやらせてほしいと言うのに、
なぜ御社は断るのですか?」と尋ねられます。
それは、
建築をすることが目的ではないからです。
たとえご自分の土地であっても、建築費は莫大な金額で、
20年、30年とローンを組みますので、きちんと回収ができて
キャッシュフローが出る物件しかやりません。
「新築大家さん」では無理な投資はお勧めしません。
物を売ることが目的でなく、無理なく安心して投資をして頂き、
儲かって頂く事が「新築大家さん」の目的です。
物を売るプロには興味はありません。
オーナーや入居者に損をさせない、支えになれるプロを目指しています。
次回セミナーは、平成25年5月18日(土) 13:30からですので、
まずは、セミナーへお越しの際に「新築大家さん」コンサルタントにご相談ください。
いろいろ思いのたけや、疑問、不安をぶつける事から始めませんか。
お気軽な気持ちでお越し頂下さい。お待ちしています。
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